藤巻亮太インタビュー「なぜ歌い、なぜ登り、なぜ球を蹴るのか？」 Vol.1サッカーとの出会いと別れ
藤巻亮太といえば何を思い浮かべるか？ 誰もが知っているレミオロメンの名曲の「粉雪」を思い浮かべる方が多いと思う。しかしながら私は登山を思い浮かべてしまう。なぜなら約5年前に初めて会った際にもらった名刺の強烈なインパクトが忘れられないからだ。その名刺には山の頂上にてギターを弾く写真が貼ってあったのだ。
菊池 康平
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2017/11/03
藤巻亮太といえば何を思い浮かべるか？
誰もが知っているレミオロメンの名曲の「粉雪」を思い浮かべる方が多いと思う。しかしながら私は登山を思い浮かべてしまう。
なぜなら約5年前に初めて会った際にもらった名刺の強烈なインパクトが忘れられないからだ。その名刺には山の頂上にてギターを弾く写真が貼ってあったのだ。
なんでヒマラヤなどの山に登るんだろう？なんでフットサルではゴリゴリされているのに、こんなに繊細な詩が書けるのだろう？
藤巻亮太に「なんで？」の全てをぶつけた。
ーー藤巻さんのサッカー人生って聞いたことがないので凄く興味があります。いつから始めたんですか？
藤巻 小6でサッカーを始めました！お父さん達に教えてもらう感じの町のクラブがスタートでした。
小4くらいから始めている子が多い中、友達に誘われて小6からという遅いスタートだったんです。そこからメキメキと頭角を・・・表さずに（笑）
ーー表さなかったんですね（笑）サッカーを始める小6までは何をやっていたんですか？
藤巻 僕は飽き性なんですよ。水泳、野球、器械体操と色々やりました。10歳の時に1/2成人式があって、タイムカプセルに夢を書いて埋めて、20歳で掘り起こすじゃないですか。なんと「体操の選手になりたい！」と書いてあったんです（笑）
ーーマジですか！体操やってた話は初めて聞きましたよ。
藤巻 サッカーは結局、中3までやりました。中3の時に山梨県で3位になったんですよ。
ーー県で3位とは凄いですね！
藤巻 でも山梨県の参加は4チームですからね。
ーーなんと！四分の三！
藤巻 ウソウソウソ（笑） 4チームしかいないわけないよね（笑）
ーー確かにそんな少ない訳ないですよね（笑）
藤巻 中学までのサッカーは暗くなるまでミニゲームをやるのみで楽しかったんですが、戦術とかは全く学んでこなかったんですよね。
高校になる時に「高校サッカーはそんな甘くないよ！」とか言われていた中、音楽にも興味があってギターを習ってたので、自然と音楽の方向へ進みました。
レミオロメンの治（神宮司治）と啓介（前田啓介）がブラバン部に入るって言ってたから俺も入ろうかなと思って。 そこで僕のサッカー人生が終わるんですよ（笑）
ーー終わるんですね！！サッカー人生やたら短いですね（笑）
藤巻 ブラバン部も1年で辞めたんですけどね。続かないというのがあの頃の自分のコンプレックスだったりもして。大学に入ってからもサッカー部には入らず、体育の時間とかにやるくらいでした。
そこからレミオロメンを組んで卒業後にデビューと事務所が決まっていくんですが、サッカーをやってないんです。
ーー高1から30歳くらいまでずっとやってないわけですね。
藤巻 30歳でレミオロメン結成10周年で、31歳くらいの時にソロになろうか悩んでソロになっていくんですけど、色々なことに悩んでいました。
そんな時に当時のマネージャーさんが「スタジオにばっかりいるのは大変そうだから、身体でも動かしてみたらどうですか？サッカーとか。」と言ってくれました。
そういえばやってないなと思って、彼と一緒にサッカーチームを作って、毎週やるようになったんです。31歳頃から再開して現在まで6～7年くらい継続してやってますね。
ーー中学以来、31歳頃からサッカーに復帰したんですね。
藤巻 中学時代から31歳までのサッカー歴がごっそり空いているんですよ。
ーーでもそのブランクを感じさせないほど上手いですよね。何でですか？
藤巻 サッカーに戻る前も体力作りの一環で自宅の周りを5ｋｍ走る位しか運動はしてなかったんです。第一次サッカー人生は中3までの4年間で終わり（笑）そういう意味では、今やっているフットサルチームは第2の青春です。
ーー第一次サッカー人生で憧れていた選手とかいたんですか？
藤巻 ワールドカップの94年アメリカ大会は凄く見ていてイタリアを応援してました。ロベルト・バッジョが決勝戦でPKを外して負けたのは子供心にグッときましたね。あと、サッカーチームのみんなで国立競技場にエスパルスの試合観戦に行ったりもしました。
ーーシジマールとかいましたよね！
藤巻 シジマール！キーパーで活躍してたよね！！カズさん、ラモスさんとかも、もちろん覚えてます！あと衝撃的だったのが、僕が中3の時に中田英寿さんが韮崎高校で3年生だったんですよ。
みんなで高校サッカーの山梨県大会決勝を見に行ったんですよ。中田英寿さんが群を抜いて上手くて衝撃的でした！
ーーそれ以降に同郷の中田英寿さんとは会ったりしましたか？
藤巻 同郷なんですが、そこまで接点がなくて。いつかお会いしたいんですけどね。僕より旅に出てらっしゃるんじゃないかな（笑） 僕の方が標高は高いと思いますけどね（笑）
ーー藤巻さんは5500mの山に登られてますもんね！話は戻りますが、第一次サッカー人生ではどんなサッカーシューズを履いてましたか？
藤巻 インジェクター2002！アシックスのです。高かったんですけど両親に頼み込んで、アルペンスポーツで粘って買ってもらいました。足が大きくなる中で頑張って大事に3年間使いましたよ。凄い好きなスパイクだったので手入れして大事にしました。
当時はナイキのスパイクとか出てくる気配もなかった時代ですよね。アンブロとかディアドラとかカッパとか。チームでカッパの上下のウインドブレーカーを揃えて、それをずっと着てた思い出があります。
ユニホームはディアドラで赤いスペインのユニホームでしたよ。我々、御坂中サッカー部は。
Vol.2へ続く http://king-gear.com/articles/568
取材中写真：瀬川泰祐
誰もが知っているレミオロメンの名曲の「粉雪」を思い浮かべる方が多いと思う。しかしながら私は登山を思い浮かべてしまう。
なぜなら約5年前に初めて会った際にもらった名刺の強烈なインパクトが忘れられないからだ。その名刺には山の頂上にてギターを弾く写真が貼ってあったのだ。
なんでヒマラヤなどの山に登るんだろう？なんでフットサルではゴリゴリされているのに、こんなに繊細な詩が書けるのだろう？
藤巻亮太に「なんで？」の全てをぶつけた。
ーー藤巻さんのサッカー人生って聞いたことがないので凄く興味があります。いつから始めたんですか？
藤巻 小6でサッカーを始めました！お父さん達に教えてもらう感じの町のクラブがスタートでした。
小4くらいから始めている子が多い中、友達に誘われて小6からという遅いスタートだったんです。そこからメキメキと頭角を・・・表さずに（笑）
ーー表さなかったんですね（笑）サッカーを始める小6までは何をやっていたんですか？
藤巻 僕は飽き性なんですよ。水泳、野球、器械体操と色々やりました。10歳の時に1/2成人式があって、タイムカプセルに夢を書いて埋めて、20歳で掘り起こすじゃないですか。なんと「体操の選手になりたい！」と書いてあったんです（笑）
ーーマジですか！体操やってた話は初めて聞きましたよ。
藤巻 サッカーは結局、中3までやりました。中3の時に山梨県で3位になったんですよ。
ーー県で3位とは凄いですね！
藤巻 でも山梨県の参加は4チームですからね。
ーーなんと！四分の三！
藤巻 ウソウソウソ（笑） 4チームしかいないわけないよね（笑）
ーー確かにそんな少ない訳ないですよね（笑）
藤巻 中学までのサッカーは暗くなるまでミニゲームをやるのみで楽しかったんですが、戦術とかは全く学んでこなかったんですよね。
高校になる時に「高校サッカーはそんな甘くないよ！」とか言われていた中、音楽にも興味があってギターを習ってたので、自然と音楽の方向へ進みました。
レミオロメンの治（神宮司治）と啓介（前田啓介）がブラバン部に入るって言ってたから俺も入ろうかなと思って。 そこで僕のサッカー人生が終わるんですよ（笑）
ーー終わるんですね！！サッカー人生やたら短いですね（笑）
藤巻 ブラバン部も1年で辞めたんですけどね。続かないというのがあの頃の自分のコンプレックスだったりもして。大学に入ってからもサッカー部には入らず、体育の時間とかにやるくらいでした。
そこからレミオロメンを組んで卒業後にデビューと事務所が決まっていくんですが、サッカーをやってないんです。
ーー高1から30歳くらいまでずっとやってないわけですね。
藤巻 30歳でレミオロメン結成10周年で、31歳くらいの時にソロになろうか悩んでソロになっていくんですけど、色々なことに悩んでいました。
そんな時に当時のマネージャーさんが「スタジオにばっかりいるのは大変そうだから、身体でも動かしてみたらどうですか？サッカーとか。」と言ってくれました。
そういえばやってないなと思って、彼と一緒にサッカーチームを作って、毎週やるようになったんです。31歳頃から再開して現在まで6～7年くらい継続してやってますね。
ーー中学以来、31歳頃からサッカーに復帰したんですね。
藤巻 中学時代から31歳までのサッカー歴がごっそり空いているんですよ。
ーーでもそのブランクを感じさせないほど上手いですよね。何でですか？
藤巻 サッカーに戻る前も体力作りの一環で自宅の周りを5ｋｍ走る位しか運動はしてなかったんです。第一次サッカー人生は中3までの4年間で終わり（笑）そういう意味では、今やっているフットサルチームは第2の青春です。
ーー第一次サッカー人生で憧れていた選手とかいたんですか？
藤巻 ワールドカップの94年アメリカ大会は凄く見ていてイタリアを応援してました。ロベルト・バッジョが決勝戦でPKを外して負けたのは子供心にグッときましたね。あと、サッカーチームのみんなで国立競技場にエスパルスの試合観戦に行ったりもしました。
ーーシジマールとかいましたよね！
藤巻 シジマール！キーパーで活躍してたよね！！カズさん、ラモスさんとかも、もちろん覚えてます！あと衝撃的だったのが、僕が中3の時に中田英寿さんが韮崎高校で3年生だったんですよ。
みんなで高校サッカーの山梨県大会決勝を見に行ったんですよ。中田英寿さんが群を抜いて上手くて衝撃的でした！
ーーそれ以降に同郷の中田英寿さんとは会ったりしましたか？
藤巻 同郷なんですが、そこまで接点がなくて。いつかお会いしたいんですけどね。僕より旅に出てらっしゃるんじゃないかな（笑） 僕の方が標高は高いと思いますけどね（笑）
ーー藤巻さんは5500mの山に登られてますもんね！話は戻りますが、第一次サッカー人生ではどんなサッカーシューズを履いてましたか？
藤巻 インジェクター2002！アシックスのです。高かったんですけど両親に頼み込んで、アルペンスポーツで粘って買ってもらいました。足が大きくなる中で頑張って大事に3年間使いましたよ。凄い好きなスパイクだったので手入れして大事にしました。
当時はナイキのスパイクとか出てくる気配もなかった時代ですよね。アンブロとかディアドラとかカッパとか。チームでカッパの上下のウインドブレーカーを揃えて、それをずっと着てた思い出があります。
ユニホームはディアドラで赤いスペインのユニホームでしたよ。我々、御坂中サッカー部は。
Vol.2へ続く http://king-gear.com/articles/568
取材中写真：瀬川泰祐
New Album 「北極星」 発売中
[初回限定盤] VICL-64845 / 3,300円＋税
[通常盤]VICL-64846 / 3,000円＋税
【曲目】
01 優しい星
02 Blue Jet
03 Have a nice day
04 another story
05 マスターキー
06 波音
07 go my way (TVアニメ「エンドライド」エンディングテーマ)
08 紙飛行機
09 北極星 (「リブ・マックス ホテルズ&リゾート」TVCMソング)
10 愛を
11 Life is Wonderful
Bonus Track(初回限定盤のみ収録)
12 LIFE (『ツール・ド・東北』公式テーマソング)
13 3月9日 (大塚製薬「カロリーメイト」CMソング)
iTunes Storeほか主要音楽配信サイト &Apple Music、dヒッツ、Spotify、LINE MUSICほか定額制聴き放題サービスにて配信中！！
01 優しい星
02 Blue Jet
03 Have a nice day
04 another story
05 マスターキー
06 波音
07 go my way (TVアニメ「エンドライド」エンディングテーマ)
08 紙飛行機
09 北極星 (「リブ・マックス ホテルズ&リゾート」TVCMソング)
10 愛を
11 Life is Wonderful
Bonus Track(初回限定盤のみ収録)
12 LIFE (『ツール・ド・東北』公式テーマソング)
13 3月9日 (大塚製薬「カロリーメイト」CMソング)
iTunes Storeほか主要音楽配信サイト &Apple Music、dヒッツ、Spotify、LINE MUSICほか定額制聴き放題サービスにて配信中！！
iTunes Store https://itunes.apple.com/jp/album/id1274990901?app=itunes&ls=1
レコチョク http://recochoku.jp/song/S1005450729/
mora http://mora.jp/package/43000005/VE3WA-17948/
写真集 「Sightlines」 発売中！
レコチョク http://recochoku.jp/song/S1005450729/
mora http://mora.jp/package/43000005/VE3WA-17948/
「藤巻亮太 Polestar Tour 2017」 開催中！！
11/5(日) 広島 BLUE LIVE 広島
11/6(月) 鹿児島 姶良市文化会館 加音ホール
11/8(水) 福岡 イムズホール
11/12(日) 山梨 甲斐市双葉ふれあい文化館
11/18(土) 東京 昭和女子大学 人見記念講堂
写真集 「Sightlines」 発売中！
【more information】 http://fujimakiryota.jp
