坂口佳穗インタビュー Vol.1「年内にベンチプレスを50kg上げるのが目標です!」
「ビーチの妖精」と呼ばれ、ビーチバレー界の顔として競技、メディアと幅広く活躍している坂口佳穗選手。トップ選手を目指し、大学と両立しながら厳しいトレーニングに打ち込む坂口選手に密着し、「トレーニング」「スポーツギア」「ライフスタイル」の3つのキーワードで話を聞いた。
池田 鉄平
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2016/12/29
――今日は4時間近くトレーニングを見せて頂き、物凄くイメージが変わりました。
坂口:どんなイメージだったんですか?
――会うまではキラキラ感のある方だと…。
坂口:キラキラ感 (笑)
――もちろん、良いイメージですよ。
坂口:ありがとうございます。
――ただ、キラキラしているだけではない、アスリートとして、女性としてのかっこよさを感じました。今回はインタビューの最初のテーマ「トレーニング」について伺います。
最近、スタイルを保つため、ジムに通う女性が増えていますが、アスリートである坂口さんは普段どのようなトレーニングをしているのですか?
坂口:最初に補助付きでフルスクワットを50kgから始めて、徐々に重さを上げていきます。私は60kgを10回上げることができないので、7回目ぐらいから補助の方がいるときにはついてもらっています。
最後に65 kgをできるところまでやって、補助付きでもやります。そこからは65kgを上げたら60kg、55 kg、50 kgと軽い方へ移行していき、ハーフスクワットを入れて60 kg ~70kgと続きます。最後にフルスクワットのフォームをしっかりできる重さでやって、40kgを綺麗なフォームで10回連続でやります。
――トレーニングを見せて頂きましたが、かなり鬼気迫る表情でした。
坂口:鬼気迫る…(笑)。フォームを指導されないと、正しくないフォーム(楽な方)に逃げてしまうので、見てくれる人がいるとやりやすいんですよね。
――専属トレーナーはいないのですか?
坂口:いないんですよ。コーチは時間があるときに見てくれるので、その時に重いのを上げて、一人の時は筋持久力をアップさせるトレーニングをメインでやるようにと言われています。
――目指している身体というか、重点的に鍛えている箇所はありますか?
坂口:いまはオフシーズンなので、大きい筋肉を鍛えてパワーをつけることに取り組んでいます。パワーは、ボールを打つこと(スパイク)や走ることなど、すべての部分に必要です。ジャンプ力を含め、私は筋力が足りないので、いまはパワーをつけるために大きな筋力をメインで鍛えています。
――トレーニングの合間にストレッチをされていましたが、すごく体が柔らかいんですね。
坂口:肩は硬いんですけど、股関節は柔らかいですね。中学の時に、ストレッチにはまっていたんです。趣味がストレッチっていうぐらい毎日やっていて・・・(笑)。
というのも、小学生の時は体が柔らかったんですけど、気づいたら硬くなっていて。それが悔しくて、毎日お風呂上りにストレッチをいていたら、物凄く柔らかくなりました。
――身体の柔らかさはビーチバレーに生きていますか?
坂口:他の方は『柔らかい方がいい』って言いますけど、実はよくわからないです(笑)。ただ、体が柔らいと、負担がかからないのでケガをしづらいとは言いますよね。
トレーニング中は足に疲労がきて張ったり、痛くなったりするので、ストレッチをしてほぐしています。
――スクワットの次に、大きな鉄球を使ったトレーニングをしていました。あれは何のトレーニングですか?
坂口:『ハイクリーン』といって、背筋のトレーニングです。ビーチバレーでジャンプするときやスパイクを打つときに、背筋が必要なんですね。私は背筋が弱いのでトレーニングに取り入れています。
ただ、ハイクリーンは足、太もも裏、お尻、腕も使うので全身運動ですね。トレーニングはなんでもそうですけど、サボろうと思えばできちゃうので、本当に自分との闘いだなって思います。
――ハイクリーンの後はベンチプレスもやっていましたが、目標はどのぐらいですか?
坂口:年内(2016年)に50kgを上げたいですね。1回でもいいから上げたいです
――40kgを上げられるようになったのは、いつごろですか?
坂口:11月に入ってやり始めて、最初は上がらなかったのですが、毎日やるようになって上がるようになりました。
*12月27日に目標の50kgを見事達成!(後日談)
(Vol.2に続く) http://king-gear.com/articles/230
取材協力/有限会社オフィスプライヤ、川崎マリエン
写真 /瀬川泰祐
制作協力/関口岳志
坂口佳穗オフィシャルLINEブログ http://lineblog.me/sakaguchikaho/
【坂口佳穗プロフィール】
氏名 坂口佳穗(さかぐちかほ)
所属 マイナビ/KBSC
生年月日 1996年3月25日(20歳)
出身地 宮崎県串間市
身長 173センチ
主な戦績 マイナビシリーズ5位
学歴 武蔵野大学法学部政治学科3年
スポンサー 株式会社マイナビ、 アディダス ジャパン株式会社、 株式会社チッタエンタテイメント、 ESS
父が少女バレーの監督をしていたことから、小学1年生~中学卒業まで9年間、インドアバレーを経験。高校ではバレーから離れるが、2013年10月に父とビーチバレーの大会を観戦し、ビーチバレーの魅力にはまる。2014年に大学入学とともに『川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミー』に入校し、本格的にビーチバレーを始める。平日は大学の講義を受けてから、夕方約3時間、週末は朝から夕方まで練習に励んでいる。最高成績は2016年5月に行われた『ジャパンビーチバレーボールツアー2016第1戦マイナビシリーズ』で5位入賞。将来はプロ選手として、世界で活躍できるアスリートを目指す。
坂口:どんなイメージだったんですか?
――会うまではキラキラ感のある方だと…。
坂口:キラキラ感 (笑)
――もちろん、良いイメージですよ。
坂口:ありがとうございます。
――ただ、キラキラしているだけではない、アスリートとして、女性としてのかっこよさを感じました。今回はインタビューの最初のテーマ「トレーニング」について伺います。
最近、スタイルを保つため、ジムに通う女性が増えていますが、アスリートである坂口さんは普段どのようなトレーニングをしているのですか?
坂口:最初に補助付きでフルスクワットを50kgから始めて、徐々に重さを上げていきます。私は60kgを10回上げることができないので、7回目ぐらいから補助の方がいるときにはついてもらっています。
最後に65 kgをできるところまでやって、補助付きでもやります。そこからは65kgを上げたら60kg、55 kg、50 kgと軽い方へ移行していき、ハーフスクワットを入れて60 kg ~70kgと続きます。最後にフルスクワットのフォームをしっかりできる重さでやって、40kgを綺麗なフォームで10回連続でやります。
――トレーニングを見せて頂きましたが、かなり鬼気迫る表情でした。
坂口:鬼気迫る…(笑)。フォームを指導されないと、正しくないフォーム(楽な方)に逃げてしまうので、見てくれる人がいるとやりやすいんですよね。
――専属トレーナーはいないのですか?
坂口:いないんですよ。コーチは時間があるときに見てくれるので、その時に重いのを上げて、一人の時は筋持久力をアップさせるトレーニングをメインでやるようにと言われています。
――目指している身体というか、重点的に鍛えている箇所はありますか?
坂口:いまはオフシーズンなので、大きい筋肉を鍛えてパワーをつけることに取り組んでいます。パワーは、ボールを打つこと(スパイク)や走ることなど、すべての部分に必要です。ジャンプ力を含め、私は筋力が足りないので、いまはパワーをつけるために大きな筋力をメインで鍛えています。
――トレーニングの合間にストレッチをされていましたが、すごく体が柔らかいんですね。
坂口:肩は硬いんですけど、股関節は柔らかいですね。中学の時に、ストレッチにはまっていたんです。趣味がストレッチっていうぐらい毎日やっていて・・・(笑)。
というのも、小学生の時は体が柔らかったんですけど、気づいたら硬くなっていて。それが悔しくて、毎日お風呂上りにストレッチをいていたら、物凄く柔らかくなりました。
――身体の柔らかさはビーチバレーに生きていますか?
坂口:他の方は『柔らかい方がいい』って言いますけど、実はよくわからないです(笑)。ただ、体が柔らいと、負担がかからないのでケガをしづらいとは言いますよね。
トレーニング中は足に疲労がきて張ったり、痛くなったりするので、ストレッチをしてほぐしています。
――スクワットの次に、大きな鉄球を使ったトレーニングをしていました。あれは何のトレーニングですか?
坂口:『ハイクリーン』といって、背筋のトレーニングです。ビーチバレーでジャンプするときやスパイクを打つときに、背筋が必要なんですね。私は背筋が弱いのでトレーニングに取り入れています。
ただ、ハイクリーンは足、太もも裏、お尻、腕も使うので全身運動ですね。トレーニングはなんでもそうですけど、サボろうと思えばできちゃうので、本当に自分との闘いだなって思います。
――ハイクリーンの後はベンチプレスもやっていましたが、目標はどのぐらいですか?
坂口:年内(2016年)に50kgを上げたいですね。1回でもいいから上げたいです
――40kgを上げられるようになったのは、いつごろですか?
坂口:11月に入ってやり始めて、最初は上がらなかったのですが、毎日やるようになって上がるようになりました。
*12月27日に目標の50kgを見事達成!(後日談)
(Vol.2に続く) http://king-gear.com/articles/230
取材協力/有限会社オフィスプライヤ、川崎マリエン
写真 /瀬川泰祐
制作協力/関口岳志
坂口佳穗オフィシャルLINEブログ http://lineblog.me/sakaguchikaho/
【坂口佳穗プロフィール】
氏名 坂口佳穗(さかぐちかほ)
所属 マイナビ/KBSC
生年月日 1996年3月25日(20歳)
出身地 宮崎県串間市
身長 173センチ
主な戦績 マイナビシリーズ5位
学歴 武蔵野大学法学部政治学科3年
スポンサー 株式会社マイナビ、 アディダス ジャパン株式会社、 株式会社チッタエンタテイメント、 ESS
父が少女バレーの監督をしていたことから、小学1年生~中学卒業まで9年間、インドアバレーを経験。高校ではバレーから離れるが、2013年10月に父とビーチバレーの大会を観戦し、ビーチバレーの魅力にはまる。2014年に大学入学とともに『川崎ビーチスポーツクラブビーチバレーアカデミー』に入校し、本格的にビーチバレーを始める。平日は大学の講義を受けてから、夕方約3時間、週末は朝から夕方まで練習に励んでいる。最高成績は2016年5月に行われた『ジャパンビーチバレーボールツアー2016第1戦マイナビシリーズ』で5位入賞。将来はプロ選手として、世界で活躍できるアスリートを目指す。