苦悩のその先へ。2度の五輪を経験した西岡詩穂の新たなる挑戦Vol.1「積み重ねてきたことが自信に変わる喜びが一番の魅力」
東京オリンピックに向けて各競技で強化が進んでいる中で、筆者がもっとも期待している競技の一つがフェンシングだ。太田雄貴会長を筆頭に、協会スタッフや選手たちが一体となって、強化と普及の2つの側面から改革を推し進めているからだ。先日、筆者は、東京五輪の注目競技であるフェンシングの日本代表が活動するナショナルトレーニングセンターを訪れた。若い選手の台頭が目立つ女子フェンシング界だけに、練習場にいる選手の中には、まだあどけなさが残るものも多い。その中で、外国人のように長い手足とスラリとした身長のせいか、ひときわ存在感を放つ美人フェンサーがいる。女子フルーレのエース、西岡詩穂だ。過去2大会連続でオリンピック出場中の豊富な経験なエースに、東京への決意を語ってもらった。
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